皆さまこんにちは。
結婚相談所パキラ代表の津村奈美です。
いきなりハードなタイトルとなりますが、これは私が婚活カウンセラーとして
実際に目の当たりにした「ザ・勘違い」の実例集です。
ぜひ、最後まで読んでいただいて、これから婚活を始める方、現在婚活中の方の
何かのご参考になれば嬉しいです。

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◇男性ver
①人事面接のような質問攻め男
②首にタオル巻いてスポーツマンを気取る男
③自分は真剣に婚活してる!と間違ったアピールでご満悦男
④一度会っただけですぐに馴れ馴れしい子犬男
⑤自分はどれだけ仕事に打ち込んでいるか!のアピール男

◇女性ver

①香水ぷんぷん、爪キラキラにじゃらじゃらピアスで登場する女
②上から下までなめるように見て値踏みをする女
③お茶だけではなくケーキまで食する遠慮のない女
④髪の毛を指でくるくる巻いてみる女
⑤お見合い直前の待ち合わせ場所で分厚い本を読んでいる女
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◇男性ver

①人事面接のような質問攻め男

男「え~、それで今はどんな仕事しているんですか?」「その前は何をされていたんですか?」
「〇〇さまの仕事のやりがいって何ですか?何か資格を持っているんですか?」
女(なに!この人!私は今日面接に来たんじゃないわよ!!)

【解説】
この男性は、実際のお仕事が人事課所属でしたので、いつもの面接のような切り出し方しか出来なかったんですね。お見合いに出向く前には、お相手のプロフィールをよく読んで、興味を持っているであろう話題を出せるように事前に下準備をして臨みましょう。女性達の中で今話題になっていることなどをあらかじめ女性誌やネットで調べておくことも大切ですね。また自身がプライベートで自信を持って話せる内容も一度口に出して練習してみることも大切です。
ただ、くれぐれもその話題で終始終わらないように気を付けましょう。

②首にタオル巻いてスポーツマンを気取る男

男「ちょっと前まで、スポーツジムに行ってて、すみませんこんな格好で」
女(なに!この人!ジムの帰りって。私はついでなの?しかも首にタオルって一緒に歩くの恥ずかしいじゃない・・)

【解説】
この男性は、婚活を始めてから確かにダイエット目的でスポーツジムに通われていました。でもだからって、わざわざそれをこの場でアピールしなくても・・・お見合いは第一印象が勝負です。普段着慣れているスーツとは違いオフの時の服装には自信が無い男性は多いものですが、そういう時はユニクロのコーデを参考にしたり、今はネットでメンズスタイルも学べます。くれぐれも首にタオル巻きはやめましょう。

③自分は真剣に婚活してる!と間違ったアピールでご満悦男

男「私は持ち家もあるし、あとは結婚だけなんです。結婚したら子供も3人くらい欲しいんです。」
女(なに!この人!今日初めて会っていきなり子供の話??うわっ何考えてんだろう気持ちわるっ)

【解説】
この男性は、とてもさわやかでいわゆるイケメン。そしてスペックも申し分なく誰もがすぐに成婚できるだろうと思っていた方です。案の定、次々とお見合いは組めるのですが、なかなかその先に進まず、お見合い1回でお相手から断られてしまいます。そこで疑似お見合いをしてみますと、なんとそこでも上記の発言が・・・え?〇〇さま、いつもそれ話してるんですか?と聞いてみると「はいその方が、僕の結婚への真剣度が伝わると思って~」とのこと。すぐそれをやめていただいたところ、それから数か月で、最初の見込み通りとんとん拍子の成婚となりました。
良かれと思っての発言が、女性がどう受け止めるのか?の配慮が無く失敗していたケースでした。

④一度会っただけですぐに馴れ馴れしい子犬男

男「今日さぁすっごく楽しい~初めて会った気がしないよ。ねぇそう思わない?〇〇ちゃ~ん」
女(なに!この人!なれなれしい!ていうかずいぶん女性の扱いに慣れてない?ちょっと怖くない?)

【解説】
こちらは、すぐに結果を知りたがり結果を求めてしまう男性とそこまでのプロセスを大事にしたい男女の根本的な違いです。初めて会ったときは、もう少し一緒にいたいな、、と思ったところでその日は終わりにすると、次回また会いたいと思うものです。
初回は大体1時間~長くても2時間以内で切り上げた方が、次回に繋がります。
このケースのように初回から飛ばしすぎて、次回に繋がることはほぼないです。昔からよく言う「腹八分目」。おなか一杯になりすぎると、それだけで「もういいや」となるパターンになるので気を付けましょう。

⑤自分はどれだけ仕事に打ち込んでいるかのアピール男

男「今会社で大事なプロジェクトチームの責任者だから、夕べも寝たの朝方で・・・でも仕事大好きなんだ~」
女(うわぁぁぁぁぁぁぁ、こういう人と結婚したら仕事ばっかで休日お出かけとか無いなーーちょっと無理。)

【解説】
この男性は、高学歴高年収高身長と一昔前の「3高」(高身長・高学歴・高年収)をやすやすクリアしている男性です。
ところが今の時代、女性が求めるのは「4低」(低姿勢・低依存・低リスク・低燃費)です。それもどうかと思うのですが、しっかり仕事して稼いでいるから生活は安泰だ!をアピールしたこの男性は、見事惨敗の結果となりました。
女性が男性に求める条件については、また別のブログの時にお伝えしますが、いずれにしても、これを言ったら相手はどう捉えるかな?の配慮が無く失敗に終わったケースです。

◇女性ver

①香水ぷんぷん、爪キラキラにじゃらじゃらピアスで登場する女

女「初めまして~〇〇です~、きょうは暑いですね~」手のひらでパタパタ、揺れるきらびやかな爪とゴージャスな香り
男(うわっ、マジで!こんな爪でどうやって料理してんの?派手すぎだろ・・)

【解説】
結婚できる相手と出会っていくのが婚活です。恋愛だけならこれで良いかもしれませんが、男性は「結婚=家庭」と結びつけます。
もっと先には、将来の自分の子供の母となる存在なので、恋愛とは違う目で女性を見ています。自分が働きに行っている間または、共働きだとしてもお互い安心して信頼しあえるかどうか?を初対面で直感的に感じるものです。
お見合い時の服装、髪型、爪、アクセサリーなどはそういったところを踏まえて選んでいきましょう。
香りは、ヘアフレグランスや柔軟剤程度が逆に男性には好まれます。

②上から下までなめるように見て値踏みをする女

女「初めまして~~」のあいさつと同時に上から下まで、ささぁ~っと見る。
男(な、なに!何か付いてる?おれ・・嫌な感じだなーー)

【解説】
まさに、上から下までを一瞬で観察するような視線を浴びせる。ってこれ社会人として失礼ですよね。お見合いの時間は今日初めて会った二人が、お互い時間を共有できたことに、まずは感謝をする気持ちを持つことからスタートします。
感謝をすることはこれからの結婚生活にもとても大切な姿勢になります。もし自分がされたら嫌なことは相手にしてはいけないですね。そして、減点方式でお相手と向き合う人に比べ、加点方式でお相手と向き合う方のほうが圧倒的に成婚のチャンスはあります。これは私の長い婚活カウンセラー歴の中でゆるぎない事実です。ここについては、また別ブログで発信いたします。

③お茶だけではなくケーキまで食する遠慮のない女

女「わたし、このケーキもいただいていいかしら。」
男(いやいや、ダメって言えないよね。けどさ、厚かましいよなー、普通はお茶だけじゃない?俺だって頼んでないのに)

お見合いの時のお茶代は、男性がお支払いしますが、ここで食べ物まで注文するのはいかがなものでしょうか。もちろん2回目3回目のデートの中では良いと思います。ただ、私が良く女性会員様へお伝えしているのは、ごちそうになったら、次回お会いするときにはちょっとしたお土産を持参するとか、3回に1回は自分が払うとか、または食事の後カフェに行ったらそこでは自分が払うとか、気遣いを忘れてはいけないことを伝えています。こちらも社会人としてのマナーですね。

④髪の毛を指でくるくる巻いてみる女

女(うつむきかげんで、巻いた髪の毛先を人差し指でくるくる巻いたり伸ばしたり・・)
男(え・・・もう帰りたいのかな、つまんないのかな、タイプじゃないのかな。)

【解説】
この女性に後日聞いてみると、逆にドキドキしてしまってなかなか自分から話せず、ついいつもの癖が出てしまった、と。でもそんなことは伝わりませんよね?男性は、自分に興味が無いと感じてしまい、お見合い後すぐにNO返答でした。
お相手が自分のタイプだったりすると、誰でもドキドキしたり、また人見知りだったりするとなかなか最初から話せなかったりするものです。そんな時は最初に「緊張してしまってうまく話せなくてごめんなさい」と伝えてしまいましょう。気持ちが楽になると、意外と相手もそうだったりするので「そうですよね~ぼくもです」から話しが続いたりするものです。
自分の気持ちを伝えてくれたことにお相手も安堵するので、これは結構使える手ですよ。

⑤お見合い直前の待ち合わせ場所で分厚い本を読んでいる女

女(足を組み、分厚い本を片手に、誰かを探すそぶりも見せず・・)
男(あ、あの人だよなーー、え?でも本読んで余裕だよなぁ。俺だけ緊張しながら探してるわけ??)

【解説】
うむ・・・これは実に可愛げが無い待ちスタイルですね。やはり今日のお見合いに対しての心構えというか、せっかく見知らぬ男女が会うために時間を作っているのですから、せめてお相手を探す素振りは見せましょうよ。結局、お会いしてわずか30分程度で終わってしまいました。このケースも、もしも逆に自分がお相手の立場だったら?の配慮に欠けていましたね。

さぁ、いかがでしたでしょうか。ご参考になりましたでしょうか?

生まれたところも育った環境も全く違う男女が、これから「家族」を形成していくための
「結婚」です。そんな簡単にはいきませんが、ほんのちょっとのお相手への配慮があれば
出会った先の「交際」そして「結婚」は現実のものになるのではないでしょうか。

今回は、少々辛辣な内容となりましたが、このように様々な男女のすれ違いからせっかくのチャンスを逃していることもたくさんあります。

結婚相談所パキラでは、今現在の恋愛の相談や他社様での活動状況での相談、初めて婚活に取り組もうとしているが何から始めてよいか分からない等、ご相談だけでも受け付けておりますので、お気軽に「メールフォーム」へお進みください。